Webデザイナーの平均年収は?現役デザイナーが情報公開

この記事を書いてる人

オジー

  • WordPress歴8年
  • 副業でデザイン/開発を受託→法人化
  • WordPressで会社HPをオリジナルテーマで作成
  • 主軸はデザイン、たまにフロントエンドのコードも書きます
  • 事業会社/受託会社 両方経験あり

「Webデザイナーってぶっちゃけいくら稼げるの?」

「実際のところきつい?きつくない?」

「やめておいた方が良い?」

Webデザイナーになろうとすると、上記のようなことってめちゃくちゃ気になりますよね。実際私もなる前にはめちゃくちゃ気になっていました。

この記事ではWebデザイナーの平均年収や働き方、年収アップの仕方、私の実際の年収推移を紹介したいと思います。

目次

Webデザイナーの平均年収

平均年収478.6万円
就業者数193,830人
労働時間172時間
平均年齢38.1歳
参考 : 職業情報提供サイト(日本版O-NET)

日本の平均年収は400万ほどだったと思うので、平均よりかは数値的にみても稼げます。「平均」なのでどのような分布になっているかは不明ですが、体感そんなに上下で差がついていないと思っています。

またWebデザイナーと一概に言ってもフロントエンドのスキルやマーケティングのスキルがあったりすると年収が上がっていくのであくまでこれは目安として考えていただければと思います。(特別Webデザイナーだから稼げないってことはない)

その他のWebデザイナーに近い職種の年収については下記になります。

グラフィックデザイナーアートディレクターイラストレーターWebサイト開発
平均年収478.6万円584.4万円486.9万円523万円
就業者数193,830人243,990人37,820人260,230人
労働時間172時間161時間168時間167時間
平均年齢38.1歳43.3歳38.1歳37.3歳
参考 : 職業情報提供サイト(日本版O-NET)

上記を見てみてもディレクション要素がある「アートディレクター」だったり、プログラミング要素がある「Webサイト開発」は平均年収でもWebデザイナーを上回っていますよね。

オジー

「Webデザイナー」は平均よりかは稼げるが、さらに伸ばすにはスキルの掛け合わせが重要です。

働き方

働き方に関しては、受託会社系(クライアントが存在していて、そこから受注している)、事業会社系(自社サービス・プロダクト)の2タイプに大きく分類することができます。

私はどちらのタイプも働いたことがあるので比較すると、

受託会社系事業会社系
残業・休み納期に追われてると残業多め、休みも少なめになる自分主導でスケジューリングしやすい。残業はその会社のカルチャーによる。
年収平均年収くらい儲かっている・ビジネスモデルが優れている会社は平均よりも高くなりやすい
得られるスキル幅広い業界、会社のデザイン経験一つの会社・事業を深ぼって、仮説検証を実施していく経験
仕事で関わる人ディレクター、エンジニアマーケター、ディレクター、エンジニア、営業、カスタマーサポート、法務等々

上記のようになるのですが、働き方に関しては正直結構会社によるところが大きいです。ただ事業会社系の方は基本自社の人がメインで話すので割とスケジュールなど融通が聞きやすいですね。

また年収に関しても優れたビジネスモデルの事業会社はその分人材にお金をかけることができるので会社全体の平均年収も高かったです。(確か600万は超えていた記憶です)

スキルに関しては部署の方針により違いがありますが、社内受託みたいな形になるのか・主導しているのかで求められるスキルが異なってきます。自分主導かつ事業会社であれば、デザイン以外のものを求められることが多く、これはかなり好き嫌いがわかれるのかなと思いました。(私はそれが好きで受託→事業会社へ転職しました)

年収をあげるには?

ここまで読まれた方で勘が良い方はだいたい気付いているとは思いますが、Webデザイナーとして年収をあげるには2つのポイントがあります。

Webデザイナーとして年収をあげるポイント

  • スキルを上げる、広げる
  • 儲かっている会社に行く

スキルを上げる、広げる

これはWebデザイナーに限らずですが、スキルを上げる・広げることで年収をあげることは可能です。

「今のスキルをより突き詰めるのか?」

「今のスキルの周辺スキルを新たに学ぶのか?」

「マネジメントをするのか?」

色々な方法でスキルを上げる・広げることが可能です。傾向としてマネジメントスキルは年収があがりやすい + 年齢が上がると自然と求められるスキルなので身につけておいた方が良いです。

周辺スキルに関しては自分のスキルの近いところを学んでいくのが業務では活かしやすいですよね。私はこのタイプでした。

儲かっている会社に行く

ここの点ってデザイナーの方はあまり気にされない人が多いなという印象です。ただ年収という観点で見るとかなり重要なポイントです

やはり儲かっていないとあなたの給料はでないのはごく自然なことで、儲かっている会社はその分給料に還元する余裕があります。ただ儲かっている営業会社に行ってもデザイナーの年収は別に上がらないので、事業でデザインが重要なポイントとなっている会社に入る必要があります。

例えばメルカリなどはアプリがメインで扱っていますが、あれはデザインの価値がビジネスにかなり影響しますよね?そうするとデザインの責任も増える→評価されやすくなる→給料も高くなるみたいな構造になります。

私の年収推移

では実際に私がどのようにスキルアップして年収を上げていったのかを暴露したいと思います。

社数会社タイプ求められたスキルセット年収
1社目受託会社デザイン、フロントエンド360万円
2社目事業会社ディレクション、デザイン、フロントエンド450万→600万
3社目事業会社マーケティング、デザイン、フロントエンド650万円→700万
4社目事業会社PDM、デザイン740万円
5社目独立デザイン、フロントエンド1400万円くらい?

実際見てみてどうでしょうか?

「意外と稼げるんだな」と思われた方も多いのではないのでしょうか?ちなみに上記は本業のみの年収なので、副業年収は含んでいません。(実際は副業追加するともっと貰っています)

私がデザイナーになる前・なりたての頃はこのような情報がどこにもなく、知人にお金の話をするのも気が引けるので「稼ぐことはできるのだろうか」と不安になった時期もありました。(あとデザイナーの人ってお金の話を嫌う傾向にありますよね)

大卒ですが別に頭の良い学校を出ていない私がこれくらい稼げるようになれるのは夢がある方なのではないかなと思います。

スキルアップのための勉強方法

年収をあげるためのスキルアップの方法はいくつかありますが、求めるスキルの種類や深さによって取るべき選択肢がことなります。

スクールにいく

おすすめのケース

  • 新たにスキルを広げる場合
  • よりスキルを深ぼる場合

スクールは何かを体系的に学ぶのに優れていると個人的に思っています。また自分の財布を結構痛める場合が多いのでその分頑張る気が起きやすいのもありますよね。

新たにスキルを拡げる場合は、どこかの会社がやってる「マーケティングスクール」とか「プログラミングスクール」で講座を受けてみるのが良いと思います。

よりスキルを深ぼる場合は、いわゆる大学院とかのアカデミックで専門性が高いところで学ぶのが良いと思います。海外のデザイン系大学院で学び直す人もたまにいますよね。

自分がどちらの場合かを考えてスクール選びをしてください。

会社内で志願してみる

これは割とやりやすいし、私自身これで結構色々やらさせてもらっていました。給料が出ながら新しいことにトライさせてもらえるのってめちゃくちゃ良いことですよね?

そんな機会が今の会社に転がっているのに手を挙げないのはかなり機会損失です。そしてそのトライが成功した場合あなたの評価も上がり、年収もついてきます。そしてそのエピソードは転職時にもかなり評価されます。

独学で試してみる

一番リスクが少ないのがこの方法ですが、独学で学ぶのは向いてる人・向いてない人が顕著に出るなと思います。失敗しても特に傷つかない分、プレッシャーもかからないのでやはり身が入りにくいです。

今までも独学で色々なスキルを身につけてきた人はおそらく問題ないとは思いますが、そうでない人は「スクールに通う」か「会社内で志願してみる」を試してみることをおすすめします。(やっぱり人ってプレッシャーがある環境下で力を発揮しやすいので)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次